日中青年貴州省凱里市生態緑化プロジェクト

本事業は、日中緑化交流基金により、日中民間緑化協力委員会資金助成事業として支援されています。

凱里市の生態環境は、省内の他地域と比べ劣悪といえます。凱里市中部に位置する清水江の両岸、鉄道湘黔線(株六複線)沿線の両側は、カンブリア紀の白雲質石灰岩により成り立つカルスト丘陵および畝状の低山となっています。山表面の風雨による浸食は激しく、土壌はやせて、保水力も劣り、水土流失と石漠化も深刻です。

 

 

植生はまばらで、被覆率が低いため、雨季に入ると地表径の流量が多くなり、鉄砲水の被害を受けます。田畑、農地は冠水し、周辺道路交通が停止することが起こるため、この地域の社会経済の発展に大きな影響を及ぼしています。

凱里市には、少数民族のミャオ族、トン族(約45万人の人口のうち74.4%が少数民族です。)の集落があり、周辺と比べ、経済の発展も遅れています。一方で、国家レベルの自然保護区、雷公山と母なる大河長江支流の生態建設の重点地区でもあり、生態緑化を強化することは、特別な意味を持ちます。

 

プロジェクトの開始時からは、地元政府と綿密な計画をたて、実施を進めています。